ご機嫌を手に入れた

自転車と自転車と自転車のこと 時差あります

第67回 秩父宮杯 中級

4時起床。朝練仲間とともに秩父まで。自転車をそのまま詰める車が羨ましい。
受付してから体育館で出走サインをする。時間が迫ってきているので軽めにアップ。アップといっても周辺を12分走っただけ。軽く回した感じだと筋肉のはりもとれて良い感じで脚が回る
一緒に練習している人が多く参加しているので、挨拶しながらおしゃべり。知り合いがいるだけで心強い。


作戦
「どうやら中級クラスに前年のエリートクラスに参加した人が登録しており序盤から逃げ切り宣言をしているらしい」
という話しがまわってきて、初級と中級に登録したメンバーの間でざわつく。
ということで作戦は危険な人はいるけど、エリートさんをマークするしかない。1周目と2周目で単独の逃げであれば追わない。複数になりそうだったら反応する。3周目でアタックかかったら反応する。チームと練習仲間と協調できるメンバーが多いのが心強い


1周目
逃げに反応するためにスタートと同時に前に飛び出す。案の定、エリートさんがすぐにアタック。数名がついていったので反応。落ち着いたところで初級の人達が追い付いて先頭にでる。先頭で走るのが初級のチームメンバーで、ローテせずに長引きしそうな勢いだったので、チームメンバー中級Mさんに声かけて先頭にでる。一緒にローテしていたら、ふたたびエリートさんのアタック。すぐに反応して後ろについて第1の登りに入る。そこそこの強度でついていけないほどではない。


2周目
登りで人数が絞られたけど2周目スタート地点につくまでにまた集団に。集団になると、さっそくエリートさんのアタックがあり。1名ついていったので仕方なしに反応。少しアップダウンの箇所で千切られるも、なんとかブリッジ。ここのアタックは危なかった。。。その後は単発で平坦屋さんのアタックが入るけど単発なので反応しない。エリートさんのペースも落ち着いてきたところでチームメンバー中級Mさんが「飛び出して様子みます」ということで一人飛び出し。誰も反応せず、そのまま一人旅のMさん。2周目登り前で吸収。

2周目登りで何名か飛び出す。飛び出しには反応せずに、エリートさんをチェックしていると温存しているのかペースをあげないようなので、第1の登りの途中からペースをあげる。第1登りで飛び出しには追い付いて、第2の登りのところで自分が飛び出した感じになってしまったのでペースを落として集団に戻る。


3周目
恒例のエリートさんのアタックに反応したら、続いて数名がアタック?のようなペースアップのような動きがかかって4~5名が先頭にでる。どうせアタックがかかるので、自分はエリートさんの後ろで準備。エリートさんがもぞもぞしだしてアタック、すぐに反応。準備していると対応できるもんだなと思うくらいの冷静さはあった。少し集団との距離ができるも先頭を引くのがエリートさんひとりだとやはりキツイようで、3周目登りの入り口でまた集団に。


勝負所の3周目の第1の登りは、入り口から1名がアタック。その後を3~4名が追いかける展開。追いかける中にチームメンバーAさんがいたので、見送って自分はエリートさんのアタックを警戒。警戒するもエリートさんのペースがあがってこないので、第1の登り途中から自分も先頭を追いかける。
第1登りで追いかける3~4名に追いついて、第2登りの途中で逃げていた1名に追いつく。第2登り途中からけん制からかペースが落ち、そのまま最後のスプリントへ。飛び出すのを我慢して我慢して我慢して、最後に飛び出す。後ろからの気配を感じながらあとは踏むだけ

 

結果
1位/65人

 

結果は1位!!!!!初の表彰台の一番上。
実力では敵わないけど、あーじゃないこーじゃないやりながら考えながら1位になれたことはうれしい。
終始、先頭付近で状況を把握できたこと、エリートさんのコーナリングダウンヒルが勉強になったこと、冷静に仲間とコミュニケーションとりながらレース展開できたこと、結果がついてきたこと、
初体験のことばかりで得られたことがたくさんあって脳がパンクしそうだけど、今の自分にとっては100%の出来だったと思う。実力以上に動けたし。


楽しかった!いまはそれで充分です。